Yoshinaga Yutaka  吉永 裕

Yoshinaga Yutaka 吉永 裕

漉きの和紙を折りたたみ、そのマス目ごとに渾身の力でパステルの粒子を擦り込む独自の作品づくりを確立。線と色だけのシンプルな画面に、地球に数々の創造物を生み出してきた美しい海や大地、光と闇などを表現。その圧倒的な存在感は見るものを引き込みます。

詳細情報

《吉永 裕(よしなが ゆたか)》
略歴
1948年 長崎県生まれ。東京都在住。
1972年から個展を中心に発表を続け、国内だけでなくメキシコ、イタリア、アメリカ、韓国など世界的に活躍
1985年 現代美術今立紙展 大賞受賞
1987年 シケイロス文化ポリホルム美術館(メキシコ)で、日本人としては初の大規模な展覧会を開催、作品収蔵
1996年 クラウンポイント工房(アメリカ)に招かれて初の銅版画に取り組む
2001年 釜山メトロポリタン美術館、ブリストル市立美術館(イギリス)出品
2002年 奈良の徳源寺工房で吉野の和紙を使用した銅版画に取り組む
2010年 シューマ美術館(韓国)展覧会出品、収蔵
2014年 ザ・メトロ・シヨウ(NY)出品、個展(シカゴ)開催
2016年 シカゴアートフェア出品、個展(鳥取)開催
2018年 「時の余白に」芥川義好著(みすず書房)により作家近況紹介
2021年 「ライアン・ガンターが選ぶ収蔵品展」東京オペラシティアートギャラリー(東京)収蔵品展示